ステップメールを配信する時、書き方には法律にも気をつけねばなりません。
ステップメールで気をつけるべき法律とはなんでしょうか?
特定電子メール送信適正化法、通称「特定電子メール法」です。
これに違反すると、最悪のケースで「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金(法人は3000万円以下の罰金)」が課せられることもありますから注意が必要です。
特定電子メール法については、こちらの消費者庁のものが詳しいです。
簡単に要約すると、「オプトイン」と「オプトアウト」について気をつけましょうよということです。
オプトインとは何か?
メールアドレスを取得する際にちゃんと「取得しますよ」「これからメルマガとか送りますよ」と明示し、「OKです」と許可をもらうことです。
当たり前といえば当たり前ですよね。
ですが、平成14年に特定電子メール法が制定される前はやりたい放題だったのです。
許可を得ていないメールアドレスに大量にスパムメールを配信する手法などが横行していました。
そういった迷惑メールを無差別に送る人たちを規制するために、特定電子メール法ができ、「オプトイン方式」を採用するにしました。
ですから、許可を得ていないメールアドレスに配信してはいけません。
メールアドレスを購入して配信するのもNGです。
それともう一つが「オプトアウト」です。
オプトアウトとは何か?
簡単に言い表すなら、「出口をちゃんと用意しといてね」ということです。
それから、「もう送るな!」と言った人には二度と送ってはいけませんよということです。
たとえば、ステップメールやメルマガ内に「配信解除URL」などの出口を必ず載せておくことです。
これが特定電子メール法制定以前は、当たり前のように配信解除ができないメールが乱立していたのです。
しかも、解除しても解除しても、送りつけられる・・・という状態もしばしばありました。
これを防ぐために特定電子メール法によって「オプトアウト」を重視する概念ができあがったのです。
以上、ステップメールやメルマガ配信の際に気をつけなければならない法律「特定電子メール法」について説明しました。
参考にしてみてください。