「兵とは詭道なり」とは孫子の兵法の言葉です。
詭道とは?
調べると、「人をいつわりあざむくような、正道でない行為」とでてきます。
孫子の兵法は、戦争とは結局のところ騙し合いだと言っています。
これをステップメールに置き換えるとどうか?
ステップメールもまさに「詭道」なのです。
もちろん、お客さんを騙せという意味ではありません。
お客さんにいい意味で「先」を読ませてはいけないし、「予定調和を崩す」必要があるということです。
予定調和とは?
こうしたらああなる、というある種、常識的なパターンです。
これを崩さないと、お客さんは反応しないのですから、やはり、ステップメールとは詭道なのです。
読まれるステップメールの書き方とは、まさしく詭道で、先を読ませない、新しい発見がある、予定調和が崩れる内容なのです。
たとえば、「営業は笑顔が大事です」といった、ある種、正道な、予定調和的な内容だったらどうでしょうか?
「そんなの当たり前じゃん」で終わりです。
ところが、「営業は無愛想でいけ」とステップメールに書いてあったらどうでしょうか?
「え?どういう意味?」と先が知りたくなりますよね?
予定調和が崩れた瞬間です。もとに戻さないと居心地が悪くなります。
これこそがまさに「詭道」の意味なのです。
「ステップメールは詭道なり」
肝に銘じて作成してみてください。