「ステップメールをやったほうがいい」
それはわかってるのだけど、なかなか行動に移せないという人は少なくありません。なぜ、良いとわかっているのに行動できないのでしょうか?理由は、人間にはそれぞれの「安心領域」があるからです。
安心領域とは何か?例をあげて説明します。たとえば、「貯金100万円」が安心領域だとすると、だいたい、いつもそれぐらいになるというものです。安心領域を出ると不安になります。貯金100万円が安心領域の人は、いきなり300万円を手にすると、ソワソワしたりするのです。調子に乗って、余計な買い物をしてしまうかもしれません。変な投資話に乗ってしまうかもしれません。結果、また元の100万円ぐらいに戻ってしまうのです。
安心領域には逆向きのベクトルも働きます。例えば、反対に貯金を使いすぎて、貯金が30万円ぐらいになったとします。すると、不安になって節約したり、副業をしたり、仕事を頑張ったりして元の貯金に戻そうとします。結果、だいたい100万円ぐらいに戻ります。
このように、人には、それぞれの「安心領域」があるのです。
「ステップメール作成」や新しい取り組みをする際も、この人間の脳の性質を理解した方が成果が出やすくなります。ステップメールのケースでいえば、「ステップメールを使いこなして当たり前の状態」だったり「ステップメールのシナリオ作りが秀逸で、行列ができている状態」などを当たり前の安心領域内にしてしまうのです。
では、どうすれば、安心領域を広げることができるのでしょうか?コツを1つあげるなら、「徐々に」「少しずつ」取り組むことです。ステップメールのケースであれば、「まず契約する」とか、「まず検索する」とか、「登録ありがとうございました」の1通目だけを作成するとか、本当にささいなことでもいいから初めてみるのです。
すると、勢いが徐々についてきますから、そしたら、大きなことに取り組めばいいのです。「千里の道も一歩から」というように、まずはとにかく一歩目を踏み出すことが肝要になります。参考にしてみてください。