最適なステップメール回数とは?
ステップメール集客について、よく質問されるのが「回数」「間隔」「期間」などについてです。ステップメールのシナリオは全部で何回にすればよいでしょうか?間隔や期間はどのぐらいにした方がいいでしょうか?といった相談になります。これに対しては、「業種や売る商品による」としか言えませんが、弊社にはいくつか寄せられた事例がありますので、参考までに全10件をピックアップしてご紹介します。ステップメール作成の際の回数や間隔、期間などの参考にしていただければ幸いです。
【事例1】営業コンサルタント菊原智明さんのステップメール回数
『訪問しないで売れる営業マンになる方法(同文館)』著者、営業コンサルタントの菊原さんのケースですが動画のトークによると、3日おきに10回で、1ヶ月の期間のステップメールシナリオだそうです。3日間隔で回数10回であれば、1ヶ月フォローができるというのが理由です。
【事例2】マーケティングコンサルタント高橋聡さんのステップメール回数
『セールスレター革命(ユウメディア出版)』の著者でもあるコンサルタント高橋聡さんはステップメールの回数について次のように語っています。
「メルマガだけに留まらず、メールセミナー、クライアントのフォロー、セミナー参加者への一斉連絡など、運用シナリオ22本、最大配信数50回と最大限に活用させて頂いています。」
【事例3】ソフトウェア販売 FIRSTITPRO川端俊之さんのステップメール回数
(参考URL:https://www.firstitpro.com/)
給与計算ソフトウェア販売をしているFirstITpro代表の川端俊之さんからはステップメールの回数や間隔、期間について、以下のコメントをいただいています。
「半年前からソフトウェアの購入ユーザ様に対して操作方法やポイントなどを、ご購入後3ヶ月間にわたって約12回のシナリオで配信しているのですが、この無償アフターフォローがまた口コミを呼び、ご紹介者がふえてきております。」
3ヶ月の期間で12回ですから、1ヶ月4回の間隔、つまり、1週間に1回の間隔ですね。
【事例4】物販・ネット販売の株式会社ミジンコ友村晋社長のステップメール回数
(参考URL:https://www.netshop-set.com/)
商品撮影キットをネットで販売している株式会社ミジンコ友村晋社長からはステップメールの回数について、以下のコメントをいただいています。
「全10回商品撮影テクニック講座」という無料メルマガを発行しています。撮影キットをまだ買う気にならないけど、商品撮影テクニックは知りたい!というお客様はたくさんいます。そのような方にお役立ち情報をお伝えしています。」
【事例5】住宅販売の株式会社備藤工務店、備藤晋社長のステップメール回数
(参考URL:https://www.bito-koumuten.co.jp/)
建築会社の備藤工務店、備藤社長からはステップメールの回数について以下のコメントをいただきました。
「失敗しない住まいづくりの秘訣」を34回のメールマガジン形式で送っています。それと週に2回スポットで住まいについて感じている事を送っています。」
全34回のシナリオだそうです。住宅販売のような高額な商品の場合は、やはり、長めで回数も多めの方が良さそうです。
【事例6】コーチ・カウンセラーのマツダミヒロさんのステップメール回数
(参考URL:https://mahoq.jp/)
『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)など35冊以上の著者であり、質問の専門家、カウンセラー、コーチとして活躍中のマツダミヒロさんのステップメールの回数や間隔、活用方法について以下のコメントをいただいています。
「主に、講演などの申し込みと、ステップメール配信で活用しています。また、お客さまとの対話も大切にしているのアンケート等でも活用しています。365日配信しているステップメールは多くの方に行動してもらっています。」
今までわかっている中での事例で最多の365回、期間にして1年ということです。つまり、毎日ですね。これなら、毎日自動で営業活動、顧客フォローができている形になりますから、最大限にステップメールを活かしきっています。参考になります。
【事例7】発達障害支援カウンセラー尾島美央子さんのステップメール回数
(参考URL:https://ameblo.jp/ookonosora39/)
発達障害支援カウンセラーである尾島美央子さんからはステップメールの回数について、以下のコメントをいただいています。
「読者登録直後からステップメールとして、最初に5回の無料講座をお送りしています。また、ほぼ毎日、メルマガをお送りしています。ブログとの連動記事やイベントの告知などです。」
【事例8】弁護士谷川樹史さんのステップメール回数
(参考URL:https://www.hanamizuki-law.com/)
花みずき法律事務所、代表谷川樹史さんからはステップメールの回数について、以下のコメントをいただいています。
「現在は、① ステップメール8回(今後追加予定)② 随時のメールマガジン③弁護士のお役立ち情報ブログの更新のお知らせの3つに活用しています。特に、ブログでは公開できない弁護士の本音の話をメールマガジンでは織り交ぜるようにしています。」
【事例9】主婦起業コンサルタント関本夕美子さんのステップメール回数
(参考URL:https://shufukigyou.com/)
主婦向けに起業コンサルティングをしている関本夕美子さんからはステップメールの回数について以下のコメントをいただいています。
「21日間のステップメールと通常のメールマガジン、それから顧客管理で利用させていただいています。
ステップメール、メルマガは本当に忙しい私のような子育て主婦にはありがたいサービスです。使わない理由は見つかりません。私の提供するビジネスの仕組みには、メール到達率日本No.1のアスメル様のサービスはかかせません。」
経営コンサルタントで有名な神田昌典さんも購入後は21日の期間で3回はコンタクトを取りましょうと推奨していますから、実に賢明なやり方といえますね。
【事例10】ウェブマーケティングコンサルタント松本大河さんのステップメール回数
(参考URL:https://www.pipeline-dw.com/)
ウェブマーケティングコンサルタントとして活躍中の株式会社パイプライン松本大河社長からはステップメールの回数や間隔について、以下のコメントをいただいています。
「オリジナルメソッド『ベネマ集客術』のスポット・メルマガ配信での活用をはじめ、365日配信のショートメルマガ『毎日1分!Web集客に効くツボ』ではステップメール形式の自動配信にて活用しています。
またセミナー開催時の申し込みフォームにも活用して、自動サンクスメールや開催詳細への連絡ツールにも活用するなど、ビジネスプロモーションには不可欠なツールになっています。」
こちらも期間1年間365日、回数は365回、毎日の間隔でステップメール配信するというケースです。日々が接触機会となり大変有効になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?全10人のステップメールの回数についてのケースを紹介してきました。いくつか分析してみましょう。
ステップメール最低回数:5回
ステップメール最高回数:365回
このデータから見るとステップメールは最低でも5回のシナリオにはした方がいいようです。さらに、できるのであれば、最高365回まででもOKということです。大変ではありますが、考えてみれば、毎日1回、読者やお客さんとコンタクトが取れるわけで、それだけセールス機会があるのですから有効ではあります。
平均回数ですが、10人合計880回ということで、一人当たり88回となり、平均データはあまり参考になりませんでした。上位2人の365回のケースを抜いてみたら、一人当たり18.75回となり、それなりに信頼性のあるデータになりそうです。
平均回数1ステップメール18.75回
※上位2人365回のケース除く8人の計測データ
「ステップメールは何回が最適か?」「間隔は何日間?」というと、やはり、「売る商品や業種など目的によって異なる」というのが結論のようです。ただ、私なりの推測を加えるなら、「商品金額」によっても変わりそうです。高額商品を販売するのであれば、ステップメール回数は多めにした方がよさそうです。リアルの営業やセールスと同様の考え方が当てはまります。
以上、ステップメールの回数や間隔について、参考にしてみてください。今後、さらに事例が一定数集まりましたら分析結果をまた紹介したいと思います。