「情報とは記号である。情報の受け手が、記号の意味を知らされていないとき、情報は使われるどころか受け取られもしない。」
(『プロフェッショナルの条件(ドラッカー著書・ダイヤモンド社)』より引用)
ステップメールはどんな内容にしたら良いでしょうか?
かのドラッカー先生はおもしろいことを言っています。
「情報」と「コミュニケーション」は別物であるということです。
情報は単なる記号で、それはコミュニケーションではないのです。
ステップメールもまったく同様で、伝えるべきは「情報」ではありません。
情報を通じて「コミュニケーション」することです。
コミュニケーションには感情や情緒も含まれます。
相手が使う「言葉」を汲み取る心配りなども含まれます。
だからこそ、ステップメールに書くべき内容は、単なる「情報」ではいけないということです。
たとえば、「フェラーリ458が入荷しました」は情報です。
「あなたが人生を変えるべき高級車フェラーリの458が入荷しました。
この車のエンジン音を聞けば、狙った異性のまなざしもきっと変わることでしょう。」
ちょっとベタでしたね(笑)。
これは単なる情報ではなく、相手の立場を想像したコミュニケーションになります。
あなたが書くべきステップメールは情報になっていますか?
コミュニケーションになっていますか?
今一度見直してみましょう。