ステップメールを活用して業績を上げたいなら「カクテルパーティ効果」を知ろう。
ステップメールなどウェブマーケティングの成功には「心理学」の理論はおおいに役立ちます。今回紹介するのは「カクテルパーティー効果」です。カクテルパーティー効果をご存知でしょうか?カクテルパーティー効果とは、「自分にとって大事な話(事)は自動的に重要度が上がって認識できてしまう」という理論です。この名称は1957年にイギリスの電気通信技術者コリン・チェリー(1914-1979年)によって名づけられました。
たとえば、パーティーなどの騒がしい状況で誰かと話をしているとします。通常はその人との会話しか耳に入ってきません。しかし、後ろの方で、「自分のウワサ話」などがされていたらどうでしょうか?不思議と「何を話してるんだろう?」と「聞き耳」を立てたりしませんか?
つまり、自分にとって「重要度」が高い話であると脳が認識すると、その話の優先度が上がってしまうのです。脳には重要度が高いかそうでないかを判定する機能が自然と備わっているわけです。
では、これを「ステップメール」やウェブマーケティング、経営に応用するにはどうしたらいいでしょうか?それは「良いゴール設定」をすることです。
たとえば、「ステップメールでメールアドレス1万人獲得!」と仮にゴール設定するとしましょう。すると、脳の中で「メールアドレス獲得するにはどうしたらいいか?」の重要度が上がってきます。結果、街中を歩いていてもステップメールやメールアドレス獲得に関する情報が入ってきやすくなるわけです。本屋に行けば自然とマーケティングコーナーや、ウェブ系のコーナーが目につきます。「カクテルパーティー効果」と同様の現象が起き始めるわけです。
反対に「悪いゴール設定」をしたらどうなるでしょうか?たとえば、「ステップメールなんて使えなくてもいいや」と仮にゴール設定(?)したとしましょう。すると、不思議なもので、それ相応の情報が入ってくるようになります。カクテルパーティー効果によって!
だから、ステップメールなどのウェブマーケティングで成功したいなら「良いゴール設定」を重要視しましょう。良いゴール設定をたくさんすれば、あなたの会社は「良い情報」ばかりが入ってくるようになります。
「良い情報ばかりが入ってくると、なんかいいことあるの?」と思うかもしれません。答えを言うと、おおいにあります。たとえば、車や自転車の運転を想像してみてください。ゴルフやテニスなどのスポーツでもいいでしょう。「行きたくない!」と思っても、その方向をずっと見てたら、自然と行きたくない方向に吸い込まれるように行ってしまいませんか?
会社経営もこれと同じです。「向いている方向」や「意識している方向」に自然に行くようになっているのです。「年商もこれだけでいいや」と低めに見積もれば、そのような情報が入ってきます。ウェブ集客やステップメールなんてどうでもいいと思えば、それなりになってしまうというわけです。
ということで、カクテルパーティー効果をうまいこと利用し、「良いゴール設定」を必ずするようにしてください。結果として、ステップメールやメールアドレス獲得に関する重要度が上がり、情報が集まり始めます。