先日、ある経営者からステップメールの面白い使い方を聞きました。
ステップメールとは、あらかじめ設定しておいたシナリオ通り順番にメール配信してくれるシステムです。
例えば、1日後、3日後、5日後、7日後に配信するメールを設定しておくのです。
そうすれば、メールアドレスを登録すると、そのシナリオ設定通り順番にメール配信してくれます。
このステップメールは、主に見込み客に情報発信して購買意欲を高めることに使ったり、あるいは、購入したお客さんの満足度を高めるためのフォローとして使うことが基本的な使い方です。
ところが、先日、面白いステップメールの使い方をする経営者がいらっしゃいました。
それは、ステップメールを「社員教育」に使うというものです。
例えば、「365日●●社の心得」みたいなシナリオを組んで、社員に発信するのです。
社長ならわかると思いますが、社員教育というものは大変です。都度、叱ったり、注意していたら身が持ちません。山本五十六は「やって見せ、いって聞かせ、褒めてやらねば人は動かじ。」と言いましたが、これを日々やるのは社長として本当に苦労します。
でも、毎日、教えたいこと、意識してほしいことなどが会社によってはあるはずです。
そういった時に「ステップメール」で社員教育用のシナリオを作っておくわけです。
ステップメールが社員を自動で教育してくれるようになります。大変便利なステップメールの使い方ですので、是非応用してみてはいかがでしょうか。