バランスシートとは貸借対照表のこと。
貸借対照表とは財務諸表の1つ。
ある一時点の企業の財政状態を表すものである。
左側(借方)には「資産」を、右側(貸方)には「負債」と「資本」がある。
たとえば、資産の欄には土地や現金など、負債の欄には借金などがある。
資本の欄には資本金などがある。
そして、バランスシートの面白い点は、必ず左右(借方と貸方)が左右対称で「バランス」が取れる点である。
たとえば、負債が増えれば、資産も増えるわけだ。
借金をしたら、銀行口座に資産として「現金」が書き加えられるなど。
この二面から書き加える「複式簿記」の形式は、かの有名な文豪ゲーテも絶賛しているぐらいの優れものである。
そして、この財務諸表である貸借対照表をいかに「きれい」にしていくかは、経営上非常に重要で、この見栄え次第で、銀行の融資がどれだけひっぱれるかが決まったりする。
上場企業であれば株価にも関わってくる。
だからこそ、起業家は「きれい」な財務諸表を目指してしまう。
が、もし、あなたが富を築きたいなら、「バランス」された財務諸表を目指しては決してはならない。
なぜか?