大変興味深いニュースを見つけました。メールをビジネスに活用する私たち事業家も大いに学びになる内容です。
『ブラザー、985人のメールアドレス流出 誤って「BCC」使わず』
要するに、ブラザーの社員がメールの一斉配信の際に「BCC」で送らなければいけないところを「TO」で送ってしまったということです。結果として、全員のメールアドレスが漏れてしまいました。コンプライアンスを徹底している大手企業らしからぬミスですね。
「本来利用すべきメール配信サービスではなく手作業で入力し、ミスが生じた」とのことです。
そうです。そもそもメール配信サービスやメルマガ配信スタンドなどで「一斉送信」していれば、このような人為的ミスは起きません。手作業でBCCで送ろうとすると、人間のやることなので、そこには一定の不確実性が生まれてしまいます。
また、ブラザー側は今後の対策として「メール配信サービスの利用を徹底する」ことを社内で決定したそうです。
私たちも同様の人為的ミスを犯さないためには、メール配信サービスやメルマガ配信スタンドの利用を徹底することが重要です。間違ってもBCCを使って一斉配信はしないことです。顧客リストの流出という下手すると法的問題に発展しかねないリスクを高めないためにも徹底することをオススメします。