ステップメールやメルマガの「署名欄」はとても重要です。たまに、書いていない人がいますが、やめた方がいいでしょう。
なぜなら、署名欄はあなたのメールの「信頼」を表現する大事な箇所だからです。例えば、ビジネスの初対面の場で名刺交換をするのはなぜでしょうか?「何者であるか?」が瞬時に分かる大切な儀式だからです。
メールも全く同様です。このメールは何者から送られてきたのか?を知る上で「署名欄」は貴重な資料になるのです。
「いやいや、メールは初対面じゃないから大丈夫」と思われる方もいるかもしれません。しかし、よく考えてみて欲しいのは、メールは名刺と違って「転送する」ことが容易にできるツールなのです。
だから、あなたが送ったステップメールやメルマガは、初対面ではないかもしれませんが、そのメールが転送されていくと、中には「誰この人?」と思うケースも出てくるわけです。メールの署名欄は「あなたが何者であるか」を表示する大切な箇所になります。
では、一体、どのような署名欄が望ましいのでしょうか?ここはシンプルに「名刺の役割」を意識してください。なぜ、名刺の役割が望ましいかというと、名刺こそ、私たちが過去から幾重にも積み重ねて培った最小にして最大のアピールをするための「最大公約数」だからです。
例えば、名刺代わりに100ページに及ぶ「小冊子」を渡したらどうなるでしょうか?あなたの生い立ちから、現在に至るまでを書き綴ったものです。確かに詳細まで表現してありがたいかもしれませんが、時間がかかってしまいます。過去にやった人もいたかもしれません。
そういった過去の数々の実験から導き出された、最小にして最大のアピールができるツールに育ったのが、現在の「名刺」なのです。
なので、ステップメールやメルマガの署名欄も名刺にならいましょう。例えば、名刺に表示されているのは、会社名、名前、住所、電話番号、メールアドレス、ウェブサイトのURL、資格、免許などです。できれば「事業内容」まで書いてあれば申し分ありません。
また、メール特有ではありますが、「配信解除」の方法も記載されていると、親切ですね。それと、メールは大切な「著作物」と考えるのであれば、著作権を保護する文章なども入れておくとさらによいでしょう。
このようにステップメールやメルマガでは署名欄は大切な箇所です。参考にしてみてください。